プロアクティブと皮膚科はどっちが良い？ニキビ対策を比較！

結論からお伝えすると、ニキビが出来たらまず皮膚科を受診しましょう。

日本ではニキビを軽視して、「ニキビは青春の証」と捉える習慣があります。

しかし、ニキビは歴とした「病気」で、必ず治療することが大切です。

スキンケアはあくまで補助的な役割であり、メインの治療を行うことは出来ません。

皮膚科で治療をしながら、ホームケアとしてプロアクティブを取り入れることをおすすめします。

といっても、なかなか皮膚科に通うのが難しい方もいると思います。

そんな人は便利な「オンライン診療」もあります。

通いやすさや治療方法など、総合的に判断して、ぜひご自身に合ったニキビ治療を選択してくださいね。

プロアクティブと皮膚科はどっちが良い？

始めに、「プロアクティブ」と「皮膚科」の違いやメリット・デメリットについてご紹介します。

プロアクティブと皮膚科の違い

「プロアクティブ」と「皮膚科」の違いは、大きく3点あります。

1. 治療方法
   プロアクティブは、洗顔や薬用ジェルなどのスキンケア用品を使用して治療を行います。
   皮膚科は、内服薬や注射、レーザー治療など、より専門的な治療方法を提供します。
2. 費用
   プロアクティブは、スキンケアを基本定期便で購入します。
   皮膚科は、診察費や治療費が必要となります。
3. 重症化した場合の対応
   プロアクティブは、比較的軽症のニキビに対応することが多いです。
   皮膚科では、炎症などの重症化したニキビにも対応することができます。

プロアクティブと皮膚科のメリット

次に「プロアクティブ」と「皮膚科」のそれぞれのメリットを紹介します。

プロアクティブのメリット

プロアクティブは、自宅で簡単に行えるホームケア化粧品です。

3ヶ月ごとに自動的に自宅に届く定期便があり、手軽に続けやすい点がメリットです。

またお手入れは、基本3ステップのシンプルケアなので、スキンケアに時間をかけたくない人にもピッタリですよ。

皮膚科のメリット

皮膚科でのニキビ治療は、保険診療で3割負担で治療ができます。

国によってはニキビ治療が保険適用外の国もあるので、日本は非常に恵まれた国なんですよ。

また皮膚科では、面ぽう圧出(コメド圧出)や内服薬の処方など、よりニキビの根本的な治療が可能です。

より早く、確実にニキビを治療したい場合は必ず皮膚科を受診しましょう。

プロアクティブと皮膚科のデメリット

次に「プロアクティブ」と「皮膚科」のそれぞれのデメリットを紹介します。

プロアクティブのデメリット

プロアクティブのデメリットは、ひどいニキビの根本的な治療は行えない点です。

スキンケア化粧品はあくまで補助的な役割であり、ニキビの根本に働きかけるのは難しいです。

またプロアクティブは、基本3セット(洗顔・美容液・クリーム）の販売になっており、ネットでは初回単品購入が出来ません。

3つセットで使うことをおすすめされているので、1アイテムだけ使いたい人にとってはややデメリットに感じるかもしれません。

皮膚科のデメリット

皮膚科のデメリットは、行く手間や順番待ちがあることです。

また、お医者さんによって処方されるものが異なり、マイルドなものだとなかなか効果を感じられず、皮膚科での治療をやめてしまう人もいます。

保険適用内の治療は限られているので、重度のニキビの人は美容皮膚科の自由診療を取り入れることでより早いニキビ改善やニキビ跡の治療が行えます。

プロアクティブと皮膚科はどっちが良い？プロアクティブの特徴や注意点

次に、プロアクティブの特徴や注意点についてご紹介します。

プロアクティブの特徴について

プロアクティブは、アメリカの皮膚科学者、ドクター・カッツィンジャー氏が開発した、ニキビ・吹き出物などの肌トラブルに効果があるスキンケアブランドです。

プロアクティブは、洗顔・トリートメント・保湿の3ステップで肌のトラブルにアプローチします。

洗顔で皮脂や汚れを取り除き、トリートメントでニキビの原因菌を殺菌し、保湿で肌を整えることで、肌トラブルの改善につながります。

プロアクティブの成分について

• サリチル酸
• グリチルリチン酸ジカリウム

プロアクティブには、殺菌作用の強い有効成分「サリチル酸」が洗顔と美容液に配合されています。

また、肌荒れ防止有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合し、ニキビケアに適した抗炎症効果があるのが特徴です。

プロアクティブの注意点について

プロアクティブには、殺菌作用のあるサリチル酸が配合されています。

またスクラブも配合されており、古い角質や余分な皮脂を取り除いてくれます。

プロアクティブと皮膚科はどっちが良い？皮膚科の特徴や注意点

次に、皮膚科でのニキビ治療の特徴や注意点についてご紹介します。

皮膚科のニキビ治療の特徴

皮膚科でのニキビ治療は、症状に合わせて長期的な治療計画を立てたうえでおこなわれます。

敏感肌で何か症状のある人は先に肌を整えてからニキビ治療をするなど、場合によってはいくつかの処置を組み合わせて治療することもあります。

専用の器具を使って、毛穴につまっている皮脂や角質などを取り除く「面ぽう圧出(コメド圧出)」や、ニキビ菌を殺菌する「内服薬・外用薬」が処方されます。

皮膚科を受診する場合の費用や予約方法について

皮膚科で治療する場合は、以下の費用がかかります。

1. 初診料
2. 診察料
3. お薬代(外用薬と内服薬)

最近はネットで事前予約を行い、スムーズに診察できる皮膚科もあります。

人気の皮膚科は混雑して待ち時間が長くなることもあるので、予約などを上手に活用しましょう。

皮膚科の選び方と医師の質について

ニキビ治療を受けるためには、まず皮膚科医の選び方が重要です。

ニキビ治療は根気よく時間をかけて治療をすることが、再発しないポイントです。

その為、自宅や職場などから近い通い続けやすいかが非常に大切です。

また、専門性の高い医師であれば、より効果的な治療法を提供してくれる可能性が高くなるので、過去の患者さんからの評判や口コミも参考にすることをおすすめします。

プロアクティブと皮膚科、どっちが合っているか考える

冒頭でもお伝えした通り、ニキビができたらまずは皮膚科に行くのが一番です。

ホームケアとして、プロアクティブを取り入れていくスタイルが、早い改善と再発防止に繋がります。

それでも迷う方は以下を目安に選択してください。

皮膚科に通えるかどうか

医師によっても意見は異なりますが、ニキビ治療は1年ほどの長いスパンで治療をしていくことが大切です。

まずは皮膚科に根気よく通えるかどうかが重要ポイントです。

家の近くに皮膚科がなかったり、忙しくて通い続けるのが難しい方は、プロアクティブでコツコツケアするしかありません。

金銭的な面から考える

次に金銭面での比較をしました。

プロアクティブと皮膚科の費用比較

プロアクティブは、基本3セット(洗顔・美容液・クリーム)の定期購入です。

90日サイズは約3ヶ月分なので、3点セットで13,940円なら市販のスキンケアに比べてもそこまで高い価格ではないですね。

ただし単品購入は割高になるので、ご注意くださいね。

皮膚科では、初診料・診察料・お薬代(外用薬と内服薬)が必要になります。

プロアクティブと皮膚科の保険適用について

皮膚科でのニキビ治療は、保険適用です。

治療内容により費用が異なるので一概にはいえませんが、外用レチノイドや面ぽう圧出は保険が適用され、全体の費用の3割負担になります。

プロアクティブと皮膚科、どっちを選んでも改善しない場合の対処法

最後に、プロアクティブや皮膚科どちらかを選んでも、ニキビ改善が難しい場合の別の対処法をご紹介します。

費用はかかりますが、本気でニキビを治したい方はぜひ取り入れるべき治療です。

内服薬を取り入れる

プロアクティブを選んだ場合は、内服薬を併用することをおすすめします。

軽度のニキビや予防で使用する場合はプロアクティブだけでも効果を実感できるかもしれませんが、重度のニキビを改善したい人はスキンケアだけではなかなか難しいです。

最近では、クリニックフォアのようなオンライン診療もあり、自宅で手軽に診察してもらえます。

最短翌日で、自分にピッタリのお薬を自宅まで届けてくれる便利なサービスです。

定期便15%OFFなどもありますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

保険適用外の美容皮膚科で治療する

ニキビ治療は、保険診療で治るものもあれば、自由診療でないと完治しにくいものがあります。

重度のニキビや繰り返すニキビには、保険適用外の美容皮膚科での治療をおすすめします。

【自由診療のおすすめ治療法】
・ケミカルピーリング
・イオン導入
・ダーマペン
・ポテンツァ
・フォトフェイシャルステラM22

自由診療はニキビ治療だけでなく、ニキビをできにくくする肌質改善や美肌を目指すことができる治療です。

保険適用に比べると、コストがかかるデメリットはありますが、圧倒的に改善レベルが違うので、気になる方はぜひ検討してくださいね。

まとめ：ニキビが出来たらまずは皮膚科へ行こう!

ニキビが出来たら、まずは皮膚科を受診しましょう。

ニキビは「病気」で、必ず治療をすることが大切です。

スキンケアはあくまで補助的な役割であり、メインの治療を行うことは出来ません。

• 皮膚科に通う
• ホームケアに通いながらプロアクティブを使う

上記を両立するのがおすすめです。

皮膚科に通うのが難しい方は、自宅で簡単に完結するクリニックフォアなどの「オンライン診療」も試す価値があります。

さらに、過去に皮膚科に通っていたけれど改善できなかった方や、重症ニキビの方は「美容皮膚科」も検討する必要があります。

治療法や続けやすさなどを考慮し、ぜひご自身に合った方法でニキビ治療を行ってください。